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 主要タイトル戦の概要
 
棋聖戦 名人戦 本因坊戦 王座戦 十段戦 天元戦 碁聖戦
 棋聖戦
読売新聞社主催。1977年にスタートした比較的新しい棋戦だが、優勝賞金は4200万円(推定)と最高額。最初にタイトルを獲得した藤沢秀行九段が6連覇したほか、小林光一九段が86年から8連覇を達成。趙治勲25世本因坊も通算では8期に及ぶ。現在の山下敬吾棋聖は2006年、ストレートで羽根直樹九段を破り2度目の棋聖戴冠を果たした。

 名人戦
朝日新聞社主催。もともと読売新聞社主催だったが、1976年に移行した。読売時代と合わせ林海峰名誉天元が通算8期、趙治勲25世本因坊が通算9期、小林光一九段が通算8期(88年から7連覇)などの記録がある。現在の張栩名人は2004年に依田紀基碁聖からタイトルを奪取。史上最年少での名人本因坊となった。

 本因坊戦
1941年に発足したもっとも古い棋戦で、毎日新聞社主催。高川格九段の9連覇、坂田栄男九段の7連覇の記録があったが、98年に趙治勲25世本因坊が10連覇を達成し、記録を塗り替えた。そのほか、林海峰名誉天元の通算5期、石田芳夫九段の5連覇、武宮正樹九段の通算6期などの記録がある。現在の高尾紳路本因坊は2005年に張栩名人を下して初のタイトルを獲得、同時に九段昇段を果たした。

 王座戦
日本経済新聞社主催。本因坊戦に次ぐ伝統を誇る棋戦で、1953年にスタート。2006年に54期を迎える。加藤正夫名誉王座が82年からの8連覇を含む通算11期タイトルを獲得したのが断トツの記録で、“王座戦男”の異名も。このほか、坂田栄男九段の通算7期、藤沢秀行名誉棋聖の通算5期など。現在の張栩王座は2003年に王銘エン九段からタイトルを奪取。2004年、2005年と2年連続で山下敬吾棋聖の挑戦を退けた。

 十段戦
産経新聞社主催。7大タイトルの挑戦者決定トーナメントで唯一、敗者復活戦のある棋戦。連覇の記録は王立誠九段加藤正夫名誉王座の4連覇が最高で、比較的交代が速い。通算では坂田栄男九段5期、加藤九段7期など。現在の趙治勲十段は2005年、王立誠九段を下して2年4カ月ぶりの7大タイトル返り咲きを果たした。

 天元戦
新聞三社連合の主催。加藤正夫九段の4連覇、林海峰名誉天元の5連覇、小林光一九段の通算5期が目立つ記録だが、1997年に工藤紀夫九段が57歳という年齢でタイトルを獲得し、注目を集めた。現在の河野臨天元は2005年、フルセットの激闘の末、山下敬吾九段を破り初タイトルを決めた。

 碁聖戦
新聞囲碁連盟主催。1976年に始まった比較的新しい棋戦で、小林光一九段が6連覇を含む通算9期、大竹英雄名誉碁聖も6連覇を含む通算7期タイトルを保持し、強みを見せている。現在の依田紀基碁聖は2003年に小林光一九段を破り5期ぶりに碁聖位に復位、現在3連覇を果たしている。


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